なぜ数円請求される?GMOとくとくBBのユニバーサルサービス料・電話リレーサービス料を解説

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光回線やWiMAXの請求書を確認した際に、月額数円の見覚えのない料金が加算されていることに気づいたことはありませんか?
「この少額の料金は何だろう」「なぜ請求されているのか」と疑問に感じるのは自然なことです。

実は、これらの料金は国が定めた法律に基づいており、GMOとくとくBBに限らず、すべての通信事業者が同じルールで請求しています。

本記事では、ご自身の請求書に記載されている各種ユニバーサルサービス料と電話リレーサービス料の役割や背景を、わかりやすく解説します。
これらの制度をご理解いただくことで、請求内容に対する疑問や不安も解消できるでしょう。

目次 開く 閉じる
  1. 1. 3つの料金の種類と役割(早見表)
  2. 2. 各料金の詳細解説
  3. 3. なぜこれらの料金が必要なのか?制度背景の解説
  4. 4. 請求書で料金を確認する方法
  5. 5. よくある質問(Q&A)
  6. 6. まとめ

1. 3つの料金の種類と役割(早見表)

まずは、GMOとくとくBBの請求に含まれる3つの料金を、一覧で確認しましょう。

料金の種類 月額料金の目安 適用対象 法的根拠
ユニバーサルサービス料(電話ユニバーサルサービス料) 数円程度 電話番号を持つすべての回線 電気通信事業法
電話リレーサービス料 約1円~1.1円 固定電話・携帯電話・IP電話等 電気通信事業法
ブロードバンドユニバーサルサービス料 2円(税込) 2026年3月から対象の固定回線・モバイル回線 電気通信事業法

2. 各料金の詳細解説

それぞれの料金がどのような目的で、誰のために存在しているのかを詳しく見ていきましょう。

ユニバーサルサービス料(電話ユニバーサルサービス料)とは

ユニバーサルサービス料は、全国どこに住んでいても電話サービスが公平・安定的に利用できる環境を維持するために、通信事業者がお客さまにご負担をお願いしている料金です。
採算の取りにくい山間部や離島などを含め、日本全国で電話サービスを提供し続けるための制度(ユニバーサルサービス制度)に基づき、各社で請求されています。

このサービスの役割

  • 全国どこにいても電話がつながる環境を整備する
  • 採算性の低い地方・離島地域へのインフラ整備に充てられる
  • 緊急通報(110番・119番)の受け入れ体制を維持する

請求される対象者

電話番号を持つすべての回線が対象です。以下のようなサービスが該当します。

  • 固定電話(アナログ電話)
  • ひかり電話
  • 携帯電話・スマートフォン
  • IP電話
  • その他の音声通話機能を持つサービス

金額の決まり方

ユニバーサルサービス料の具体額は、電気通信事業法に基づいて総務省が定めた指標に従い、各通信事業者が計算します。
そのため、GMOとくとくBBを含むすべてのプロバイダーや通信事業者で同等の金額が請求されることになっています。

電話リレーサービス料とは

電話リレーサービス料は、聴覚障害者や音声機能障害者が電話サービスを利用する際の支援を行うための費用です。
2026年度(2026年4月~2027年3月利用分)から、電話番号ごとに月額約1円~1.1円(税込)が請求されるようになります。

このサービスの役割

  • 聴覚障害者が電話をかけたい場合、オペレーターが手話や文字で通話内容をサポートする
  • 聴覚障害者が電話を受けたい場合も同様に、聴覚障害者とオペレーター、相手方の間で双方向の通信をサポートする
  • 障害の有無にかかわらず、すべての国民が等しく電話サービスを利用できる環境を構築する

請求される対象者

以下のように、電話番号を持つサービスすべてが対象です。

  • 固定電話(アナログ電話)
  • ひかり電話
  • 携帯電話・スマートフォン
  • IP電話
  • 050番号等の仮想通話機能

金額について

2026年度の電話リレーサービス料は、1電話番号あたり月額1円(税込1.1円)に設定されています。
この料金は全国統一であり、NTT東日本・NTT西日本をはじめ、すべての通信事業者で同額が適用されます。

電話リレーサービスの具体例

聴覚障害者が商品の配送日時を確認したい場合

1. 聴覚障害者が電話リレーサービスのオペレーターに「明日配送される商品の配送時間を確認したい」と手話で伝える
2. オペレーターが配送業者に電話をかけ、聴覚障害者の代わりに配送時間を確認する
3. オペレーターが確認した配送時間を手話で聴覚障害者に伝える

このようなサービスを維持するために、すべての電話ユーザーが少額を負担する仕組みになっています。

ブロードバンドユニバーサルサービス料とは

ブロードバンドユニバーサルサービス料は、2026年3月から新たに導入される制度です。
全国どこに住んでいても一定速度以上のインターネット接続が利用できる環境を整備・維持するために、固定回線やモバイル回線を提供するすべての事業者が負担する費用です。
電話と同様に、ブロードバンド環境も「国民全体の共有財産」として捉え、採算性が低い地方・離島地域でも基本的なブロードバンド通信が受けられるようにするための制度です。

このサービスの役割

  • 全国どこでも一定速度以上のブロードバンド通信が利用できる環境を整備する
  • 採算性の低い地方・離島地域へのインフラ整備に充てられる
  • リモートワークやオンライン教育など、社会的に重要な通信機能を全国で支えられる体制を構築する

請求される対象者

GMOとくとくBBのいかなる固定回線・モバイル回線サービスでも対象になる可能性があります。

【具体例】

  • GMOとくとくBB光
  • ドコモ光(GMOとくとくBBを申し込み窓口とした場合)
  • auひかり(GMOとくとくBBを申し込み窓口とした場合)
  • WiMAX
  • その他の固定ブロードバンド回線
  • モバイルブロードバンド回線

金額と適用開始時期

  • 月額料金:1回線あたり2円(税込)
  • 適用開始月:2026年3月ご利用分から

3. なぜこれらの料金が必要なのか?制度背景の解説

「ユニバーサルサービス」の考え方

通信インフラは、現代社会において電気や水道と同様に重要な基盤です。しかし、採算性だけを重視すると、人口が少ない地域や離島ではサービスが提供されない可能性があります。
そこで電気通信事業法で、すべての国民が最低限の通信サービスを受けられるようにすることを法律で定めました。
これが「ユニバーサルサービス」の概念です。

【その結果】

  • 全国すべての地域で電話番号が取得できる
  • 聴覚障害者も含むすべての人が電話を利用できる
  • 今後は全国でブロードバンド環信が利用できる環境を目指している

全員が少額負担することで成立する仕組み

これらの制度が成立している理由は、すべてのユーザーが少額を負担することで、大きな仕組みを維持しているからです。

【具体例】

  • 都市部の利用者が負担した費用が、採算性の低い地方・離島のインフラ整備に充てられる
  • 障害者向けサービスの運営費を、全利用者で支える
  • 1人あたりの負担額は小さくても、数千万人の合計で大きな資金になる

このため、GMOとくとくBBを含むすべての通信事業者が、同じルールで同じ額を請求しているわけです。

4. 請求書で料金を確認する方法

3〜4段階のステップ図:4. 請求書で料金を確認する方法

ご自身の請求書にこれらの料金がどのように記載されているか、確認する方法をご紹介します。

GMOとくとくBBのマイページで確認する方法(所要時間:5分)

ステップ1:BBnaviマイページにログインする

GMOとくとくBBの「BBnaviマイページ」にアクセスしてください。

ステップ2:利用料金明細を表示する

マイページ内の「ご請求額・お支払い」または「利用料金確認」メニューから、当月の利用料金明細を確認してください。

ステップ3:各種ユニバーサルサービス料の項目を確認する

利用料金明細の内訳に、以下の項目が記載されています。

  • ユニバーサルサービス料
  • 電話リレーサービス料
  • ブロードバンドユニバーサルサービス料(2026年3月以降の利用分)

【確認ポイント】

  • 料金の名称が明確に記載されているか
  • 請求額がおよそ数円~1円程度であるか
  • 月ごとに同額が請求されているか

5. よくある質問(Q&A)

Q1:この料金は払わなければならないのか?

はい、法定費用のため全員の負担が義務づけられています。
ユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料、ブロードバンドユニバーサルサービス料は、電気通信事業法に基づく法定費用です。
GMOとくとくBBや他の通信事業者の判断で免除することはできず、すべてのユーザーに請求される仕組みになっています。

Q2:複数の回線を持っている場合、料金は重複して請求されるのか?

はい、回線ごと・電話番号ごとに請求されます。

たとえば、ひかり電話の親番号と子番号の両方を利用している場合

  • 電話リレーサービス料は、子番号の数だけ追加で請求される
  • ブロードバンドユニバーサルサービス料は、回線ごとに請求される

不要な番号がないか確認し、必要に応じて解約を検討してください。

Q3:これらの料金が他の事業者より高いのでは?

いいえ、すべての事業者で同額です。
ユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料、ブロードバンドユニバーサルサービス料は、法律に基づいて定められた金額であり、GMOとくとくBB、ドコモ光、auひかり、WiMAXなど、どの事業者でも同額が請求されます。

6. まとめ

GMOとくとくBBの請求に含まれるユニバーサルサービス料・電話リレーサービス料は、けっして不正な請求ではなく、全国のすべてのユーザーが等しく負担する法定費用です。

重要なポイント

料金の種類 月額料金の目安 適用対象 法的根拠
ユニバーサルサービス料(電話ユニバーサルサービス料) 数円程度 電話番号を持つすべての回線 電気通信事業法
電話リレーサービス料 約1円~1.1円 固定電話・携帯電話・IP電話等 電気通信事業法
ブロードバンドユニバーサルサービス料 2円(税込) 2026年3月から対象の固定回線・モバイル回線 電気通信事業法

実施優先順位

1. 今月の請求書を確認する:これらの料金が実際に請求されているか、金額がいくらなのかを確認してください
2. 複数回線・複数番号の必要性を検討する:不要な回線や番号がないか、契約内容を見直してください
3. 2026年3月以降の請求額の変化に注意する:ブロードバンドユニバーサルサービス料の導入により、請求額が増加することをあらかじめ把握しておきましょう

これらの制度をご理解いただくことで、請求内容に対する疑問が解消され、安心してGMOとくとくBBのサービスをご利用いただけるようになります。

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記事監修

GMOとくとくBBお客さまセンター

GMOインターネット株式会社
カスタマーサービス部 サポートチーム所属

プロバイダーサービス「GMOとくとくBB」お客さまセンター/通信技術サポートのプロフェッショナルチーム