ホームルーターの速度はどのくらい出る?用途別の目安と快適に使うためのポイントを解説

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ホームルーターを検討する上で「実際どのくらいの速度が出るのか」は、最も気になるポイントのひとつです。カタログに記載されている「最大4.2Gbps」という数字は理論上の最大値(ベストエフォート)であり、実際の利用環境での速度とは大きく異なります。

この記事では、実測値をベースに用途別の快適さの目安や、速度に影響する要因、改善策まで詳しく解説します。

目次 開く 閉じる
  1. ホームルーターの速度は実際どのくらい出る?
  2. 用途別の必要速度と快適さの目安
  3. 光回線との速度の違いは?
  4. ホームルーターの速度が変わる主な要因
  5. 速度を改善するためのポイント
  6. ホームルーターは自分に合う?向き・不向きを確認しよう
  7. よくある質問(FAQ)
  8. まとめ

ホームルーターの速度は実際どのくらい出る?

ホームルーターの実際の通信速度は、5G対応機種で下り(ダウンロード)100〜200Mbps程度が目安です。理論値(最大4.2Gbps)はあくまでベストエフォートの数値であり、実際の利用環境では大きく異なります。速度は時間帯・設置場所・電波状況によって変動します。

なお、提供エリアは全国(一部除く)ですが、5G・5G SAは一部エリア限定となるため、契約前に自宅周辺のエリア確認をおすすめします。

ポイントまとめ

ホームルーター(5G対応機種)の実測速度は下り100〜200Mbps程度が目安です。理論値との乖離が大きいため、カタログスペックではなく実測値で判断することが重要です。動画視聴やテレワーク用途には十分な速度が期待できます。

用途別の必要速度と快適さの目安

ホームルーターの速度が「自分の使い方に足りるか」を判断するには、用途ごとに必要な速度の目安を把握しておくことが重要です。以下で主な用途別に解説します。

動画視聴(YouTube・Netflix・4K)

動画視聴に必要な速度は画質によって異なります。標準画質(SD)で3Mbps以上、高画質(HD)で3〜5Mbps以上、4K動画では15Mbps以上が目安とされています。5G対応のホームルーターであれば実測で100Mbpsを超えるケースが多く、4K動画視聴も余裕でこなせます。家族で同時に複数の動画を視聴するシーンでも、ほとんどの場合は問題なく楽しめます。

テレワーク・Web会議(Zoom・Teams)

Web会議には下り3.0Mbps・上り3.8Mbps以上が一般的な目安です。ホームルーターの上り実測値は20〜30Mbps程度が多く、Zoomなどのビデオ会議にも対応できます。ただし、複数人が同時に大容量通信を行う環境では、上り速度が不足して映像や音声が乱れることがある点は念頭においておきましょう。

オンラインゲーム

オンラインゲームでは、ダウンロード速度よりもPing値(遅延)が快適さに大きく影響します。ホームルーターの平均Ping値は40〜60ms程度で、RPGやシミュレーションゲームであれば問題なくプレイできるケースがほとんどです。一方、コンマ数秒の反応速度が求められるFPSや格闘ゲームなどは、遅延の影響を受けやすい傾向があります。オンラインゲームを主な用途として検討している場合は、自宅の電波状況やゲームジャンルも考慮した上でサービスを選ぶとよいでしょう。

用途別の速度目安と快適さ

用途 必要な目安速度 ホームルーター実測値(目安) 快適さ
SD動画視聴 3Mbps以上 100〜200Mbps ◎ 余裕
HD動画視聴 3〜5Mbps以上 100〜200Mbps ◎ 余裕
4K動画視聴 15Mbps以上 100〜200Mbps ◎ 余裕
Web会議(Zoom) 上り3.8Mbps以上 上り20〜30Mbps ○ 問題なし
複数台同時接続 各用途の合計 環境次第 △ 要確認
オンラインゲーム(RPG等) Ping 50ms以下 約40〜60ms ○ おおむね可
FPS・対戦ゲーム ※2 Ping 15ms以下 約40〜60ms △ 環境次第
  • 実測値はエリア・時間帯・設置環境によって変動します。
  • ※2業界で統一された公式基準はありません。ゲームタイトルやプレイ環境により異なります。

光回線との速度の違いは?

ポイントまとめ

光回線の実測値は下り300〜600Mbps程度(※サービスによってはそれ以上の場合もあり)で、ホームルーターの2〜4倍速い傾向にあります。特に上り速度とPing値(応答速度)の差が大きく、光回線のPing値が10〜20ms程度なのに対し、ホームルーターは40〜60ms程度になります。工事不要の手軽さを優先するか、速度・安定性を優先するかで選択が変わります。

光回線は自宅まで光ファイバーケーブルを直接引き込むため、速度が安定しており、特に上り速度とPing値においてホームルーターと大きな差があります。ホームルーターは基地局からの電波を利用するため、混雑する時間帯や建物の構造による遮蔽の影響を受けやすい点がデメリットです。一方で、光回線のような工事が不要なため、引っ越しが多い方や賃貸で工事が難しい方にはホームルーターが適した選択肢となります。

ホームルーターと光回線の速度比較

比較項目 ホームルーター(5G対応) 光回線(1Gbpsプラン)
下り速度(実測) 100〜200Mbps 300〜600Mbps
上り速度(実測) 20〜30Mbps 200〜400Mbps
Ping値(遅延) 40〜60ms 10〜20ms
安定性 時間帯・電波状況に左右される 安定している
工事 不要 必要
引っ越し時の利便性 すぐに持ち運べる 再工事が必要

ホームルーターの速度が変わる主な要因

ポイントまとめ

ホームルーターの速度は、利用エリアが5G対応かどうか、設置場所、時間帯、建物の構造によって大きく変動します。契約前に自宅周辺のエリア確認を行うことをおすすめします。

同じホームルーターを使っていても、利用環境によって通信速度は大きく変わります。以下の4つが速度に影響する主な要因です。

5Gエリア内かどうか

5G対応機種でも、自宅が5Gエリア外だと4G通信になり速度が低下します。事前に提供エリアを確認しましょう。

設置場所

電波を受信しやすくするには、窓際・高い位置への設置がおすすめです。コンクリートの壁や家電製品の近くは電波を遮りやすいため避けましょう。

時間帯:夜間(19〜24時頃)

ネット利用者が集中して基地局が混雑するため、速度が低下しやすい傾向があります。昼間と比べて大きく低下するケースもあります。

建物の構造

鉄筋コンクリートの建物やLow-Eガラスは電波を通しにくく、室内での速度が出にくいことがあります。

速度を改善するためのポイント

ホームルーター導入後に「速度が遅い」と感じた場合でも、設置方法や接続方法を見直すことで改善できる場合があります。まずは以下の方法を試してみてください。

窓際・高い位置に設置する

設置場所を少し変えるだけで速度が大幅に改善するケースがあります。

5GHz帯のWi-Fiを選ぶ

Wi-Fi設定で「5GHz」の電波帯を選ぶと、電子レンジなどの家電との干渉が減り速度が安定しやすくなります。

有線LAN接続を活用する

パソコンやゲーム機をLANケーブルで直接接続すると、Wi-Fi特有の電波干渉がなくなり速度と安定性が向上します。

定期的に再起動する

ルーターのコンセントを一度抜いて再起動するだけで速度が改善することがあります。

ホームルーターは自分に合う?向き・不向きを確認しよう

ホームルーターは「速度」だけでなく「利便性」も含めてトータルで判断することが大切です。自分の利用状況と照らし合わせて参考にしてください。

こんな方におすすめ

  • 工事なしでインターネットをすぐに使い始めたい人(最短即日発送で対応可能なサービスもあります)
  • 動画視聴・SNS・Web閲覧・テレワークが主な用途の人
  • 賃貸住宅で光回線の工事が難しい
  • 引っ越しが多く、手軽に持ち運べるネット環境を求めている人

こんな方は要検討

  • FPSや格闘ゲームなど、遅延に敏感なオンラインゲームをメインで楽しみたい人
  • 動画投稿や大容量ファイルのアップロードを頻繁に行う
  • 家族全員が複数台で大容量通信を同時に行う機会が多い人

よくある質問(FAQ)

ホームルーターの速度に関して、検討者からよく寄せられる疑問にお答えします。

Q ホームルーターの速度は何Mbpsあれば快適に使えますか?

A 一般的な動画視聴・Web閲覧・テレワーク用途であれば、下り30Mbps以上あれば十分快適に使えます。ホームルーターの5G対応機種では実測で100Mbps以上出るケースが多く、日常利用には問題ないことがほとんどです。複数台での同時接続が多い家庭では、より余裕のある速度が出るエリアと時間帯を事前に確認しておくとよいでしょう。

Q 夜になるとホームルーターの速度が遅くなるのはなぜですか?

A 夜間(19時〜24時頃)はネット利用者が集中するため、基地局が混雑して速度が低下しやすくなります。これはホームルーターに限らず、モバイル回線全般に共通する特性です。昼間と比べて速度が大きく低下することもあるため、夜間の速度が気になる方はサービスの口コミや実測データも参考にすることをおすすめします。

Q ホームルーターと光回線、速度以外に何が違いますか?

A 最大の違いは「工事が必要かどうか」と「安定性」の2点です。ホームルーターはコンセントに挿すだけで使えますが、光回線は光ファイバーケーブルを自宅に直接引き込むため、速度の安定性・上り速度・Ping値で大きな差があります。引っ越しの多い方や賃貸住まいの方には、工事不要のホームルーターが便利な選択肢となります。

Q マンションと戸建てでホームルーターの速度は変わりますか?

A 建物の構造によって速度が変わる場合があります。鉄筋コンクリート造のマンションは電波を遮りやすく、特に低層階や建物の内側に位置する部屋では速度が出にくいことがあります。戸建ての場合も断熱材の種類によっては電波が届きにくいケースがあります。いずれも窓際に設置するなど工夫することで改善できる場合があります。

Q ホームルーターの速度が遅いと感じたらどうすればいいですか?

A まずは設置場所を窓際・高い位置に変えてみてください。次に、Wi-Fiの接続を5GHz帯に切り替えること、パソコンやゲーム機はLANケーブルで有線接続することも有効です。それでも改善しない場合は、ルーターを再起動してみましょう。また、夜間など混雑する時間帯を避けて利用するだけで速度が改善するケースもあります。

まとめ

ホームルーターの実際の速度は、5G対応機種で下り100〜200Mbps程度が目安です。動画視聴・テレワーク・SNSといった日常的な用途であれば、十分快適に使えます。

光回線より速度・安定性では劣る面がある一方、工事不要ですぐ使い始められる手軽さが最大のメリットです。速度に不安がある場合は、設置場所の工夫や有線接続などで改善できる場合も多いので、ぜひ試してみてください。

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一定期間内に大量のデータ通信があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。

契約縛りなし(違約金0円)

2年契約ですが解約違約金は0円です。ただし、端末の残債が残る場合があります。

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記事監修

山口 拓真

GMOインターネット株式会社
ネットワークソリューション本部 とくとくBB事業部 営業戦略チーム所属

広告代理店出身のAIOスペシャリスト

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