光回線とは?他のネット回線との違いやメリット、選び方まで徹底解説!

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動画配信やリモートワークなどインターネットが日常生活のインフラとして欠かせなくなり、高速で安定したネット回線のニーズが高まっています。本記事では光回線の仕組みや、他のネット回線との違い、選び方、開通までの流れをまとめました。プロバイダー運営実績20年以上の「GMOとくとくBB」が光回線のプロとして、わかりやすく解説します。

目次

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  1. 光回線とは?わかりやすく仕組みを解説
  2. 光回線とWi-Fiの違い
  3. 光回線とその他ネット回線の違い
  4. 光回線のメリット
  5. コラボ光(光コラボレーション)光回線のデメリット
  6. 光回線サービスは大きく4種類に分類される
  7. 光回線がおすすめな人
  8. 光回線選びのポイント
  9. 光回線の開通までの流れ
  10. 新規で申込む場合
  11. 他社から乗り換える場合
  12. まとめ

光回線とは?わかりやすく仕組みを解説

光回線をひとことで表すと「光ファイバーケーブルを用いた通信回線のこと」です。光ファイバーは、ガラスや樹脂でできた細い繊維で電気信号を光に変換して伝えます。電磁波の影響を受けず、大容量のデータを遠くまで効率よく伝送できます。光ファイバーによって、光回線は従来の回線に比べて、高速かつ大容量のデータ通信が可能になりました。2024年6月時点では光回線の最大通信速度は10Gbps(理論値)です。動画配信やオンラインゲーム、家族みんなで利用する環境で特におすすめのネット回線です。

光回線とWi-Fiの違い

光回線とWi-Fiは、どちらもインターネットを利用するための手段ですが、役割が大きく異なります。

光回線

光ファイバーを使った有線のインターネット接続方式。
光信号を用いてデータを送受信するため、通信が非常に速く安定性も高いのが特徴です。

Wi-Fi

電波を使ってデータを送受信する無線の通信技術。
光回線などのインターネット回線とWi-Fiルーターを接続することで、無線でネット利用ができる仕組みです。

光回線とその他ネット回線の違い

光回線以外にもADSLやモバイル回線などさまざまな種類があります。光回線以外のネット回線として、ケーブルテレビ回線、モバイル回線、ADSL、ISDNについて紹介します。

ケーブルテレビ回線(CATV)

ケーブルテレビ回線は、テレビ用ケーブルを利用したインターネット接続サービスです。通信速度はADSLよりも速く、テレビサービスが充実しているのが特徴です。料金も比較的安く、テレビとネット回線をセットで利用されることが多いです。

モバイル回線

モバイル回線は、携帯電話網を利用したインターネット接続サービスです。スマートフォンやモバイルルーター、ホームルーターがこれに該当します。光回線と比べると通信速度や安定性は劣りますが、工事不要で手軽に利用できるのが特徴です。5Gサービスも始まり、エリアによっては光回線同等の通信速度が出ることもあります。

ADSL

ADSLは、電話回線を利用したインターネット接続サービスです。電話回線のため、特別な工事が不要で契約後すぐに利用でき、光回線と比べて料金が安いことがメリットです。ただし通信速度が遅く、対応エリアが狭いことがデメリットです。大量のデータ通信には向いておらず、ADSLから光回線へと移行する人が増えています。
フレッツ光提供エリアにおいて、「フレッツ・ADSL」は 2023年1月31日(火)にサービス終了しました。

ISDN

ISDNも、ADSLと同じく電話回線を利用したインターネット接続サービスです。ダイヤルアップ方式で接続するため都度電話代がかかります。
「フレッツ・ISDN」は、2024年3月31日(日)に新規・移転の申込受付を終了しました。

光回線のメリット

他のネット回線と比べ、光回線のメリットをまとめて紹介します。

通信速度が速い

光回線では、理論上最大10Gbpsの高速通信が可能です。ADSL(最大47Mbps)やケーブルテレビ回線(最大1Gbps)と比べても非常に高速です。

通信の安定さ

光回線は、天候や電波干渉の影響を受けにくく通信環境が安定しています。リモートワーク時のオンライン会議など、安定した通信が必要な場面でも安心です。

速度低下が少ない

光回線は、光信号の減衰が少ないため通信距離による速度低下が起こりにくいです。設置住所が基地局から離れていたとしても安定した高速通信が可能です。

通信制限がない

基本的に光回線には通信制限がありません。スマホのギガ不足のように月末にデータ量を気にせず利用できます。
※事業者によっては短期間で大量の通信が行われた場合、一時的な制限をかけられる場合があります。

スマホのセット割

ドコモ光やauひかり、SoftBank(ソフトバンク)光など携帯キャリアの光回線サービスではセット割が提供されています。たとえば5人家族の場合、光回線の月額料金と同じくらいの割引を受けることができます。

光テレビや光電話の利用

光回線を使ったテレビや電話サービスもオプションで提供されています。光テレビはアンテナ不要のため、天候の影響を受けにくいことが特徴です。また光電話は一般加入電話よりもお得に利用できます。

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コラボ光(光コラボレーション)光回線のデメリット

光回線にはデメリット(注意点)もあります。ただし利用開始前の注意事項が多く、開通してしまえばあまり気にならないでしょう。

開通工事が必要

自宅に光回線の光ファイバーを引き込むための工事が必要です。申し込んだその日から使えるわけではなく、開通までに2週間〜1ヶ月ほどかかります。また賃貸や集合住宅の設備状況によっては、工事可否の確認が必要な場合があります。引っ越す場合、改めて工事が必要なため短期間の利用には向いていません。

初期費用や工事費用がかかる

光回線の契約では、初期費用や工事費用がかかります。事業者や建物の種類によって費用は異なります。回線設備が導入済み物件の場合、工事費用が少なくなるため、物件探しの際に確認されるとよいでしょう。また事業者によっては工事費無料キャンペーンなどが実施されていることもあります。

契約期間の縛り

光回線の事業者によっては契約期間が設定されており、更新タイミング以外ですと解約違約金が発生します。また工事費についても残額の支払いが必要です。契約縛りのないスマホの料金プランも増えてきましたが、光回線とは異なるためご注意ください。(光回線の利用は設置住所のみ)

  • 光回線の利用は、光ファイバーを引き込んだ住所のみです。スマートフォンやモバイルルーターのようにどこでも使えるわけではありません。仕事で頻繁に引っ越しする、自宅にいる時間が短い場合などは、光回線以外の検討もおすすめします。

提供エリアが限定されている

独自の光回線を提供するなど、事業者によっては提供エリアが限定されています。また提供エリア内であっても、物件の設備状況等により最大通信速度が100Mbpsまでしか出ない可能性があります。利用予定の物件の設備状況を事前に確認しておきましょう。

▼光回線の提供エリアの確認方法
NTT東日本もしくはNTT西日本のフレッツ公式で事前に確認できます。

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「すぐにインターネットを使いたい」「物件の構造などの理由で開通工事ができない」といった方向けに、コンセントにさすだけのホームルータータイプのネット回線も提供しています。
また解約違約金を負担せずにGMOとくとくBBの光回線にアップグレードできます。まずはホームルーターを試してみて、あとから光回線に変更といった使い方もできますので開通を待つことなくネット回線環境が整います。

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光回線サービスは大きく4種類に分類される

光回線とその他回線の違いや、メリット・デメリットについて紹介してきました。ここからはより具体的な光回線の種類や選び方について、解説していきます。光回線サービスは大きく4種類に分類されます。

フレッツ光

フレッツ光は、NTT東日本とNTT西日本が提供する光回線サービスです。全国にある光ファイバー網を利用するため対応エリアが広いのが特徴です。通信速度は上下1Gbps〜10Gbpsと非常に速く、回線品質が期待できます。ただし、別途プロバイダー契約が必要なため月額料金は比較的高めです。

コラボ光(光コラボレーション)

コラボ光は、事業者がフレッツ光の回線を借りて提供する光回線サービスです。フレッツ光と同じ回線のため対応エリアや通信品質は同じです。プロバイダー契約もセットになっており月額料金はフレッツ光より安い傾向にあります。
コラボ光の例:ドコモ光やSoftBank 光、ビッグローブ光など
弊社が提供する「GMOとくとくBB光」もコラボ光の一つです。

ダークファイバー回線

ダークファイバー回線は、事業者がNTTの予備回線(ダークファイバー)を利用して独自に展開している光回線サービスです。高速安定通信が可能ですが、提供エリアが限られています。これまで使ってきたが、引っ越し先では使えなかったという場合も考えられます。
ダークファイバー回線の例:auひかりやNURO光など

電力系回線

電力系回線は、電力会社が独自に敷設した光ファイバー網を使用する光回線サービスです。ダークファイバー回線と同じく、高速安定通信が可能ですが、提供エリアは各電力会社の営業エリアに限られています。
電力系回線の例:eo光やコミュファ光、メガ・エッグ、BBIQなど

光回線がおすすめな人

光回線の利用がおすすめな人について4つの視点からご紹介します。

高速なネット回線を求める人

高速で安定したネット回線を求める人におすすめです。動画ストリーミングやオンラインゲームを快適に楽しみたい人、リモートワークやオンライン会議などパソコンでも安定したネット環境が必要な人にピッタリです。

通信量を気にせず使いたい人

基本的に光回線には通信制限がありません。動画や音楽のストリーミング、大容量ファイルのダウンロードなど気にすることなくネットを楽しむことができます。スマホもWi-Fi接続することで月末の速度制限の不安がなくなるでしょう。

スマホをお得に利用したい人

ドコモ、au、ソフトバンクなどのスマホユーザーは、光回線のセット割で毎月のスマホ代を大幅に節約できます。特に家族でスマホと光回線を利用する場合、セット割引の恩恵をさらに受けられるでしょう。

しばらく引っ越さない人

光回線のデメリットとして導入時の回線工事費が挙げられます。スマホのように気軽なプラン変更は難しく、一度契約したら数年単位で使い続けることがほとんどです。また事業者によっては契約期間の縛りもあります。工事費と契約期間縛りの存在から、引っ越し有無の観点でも検討が必要です。

光回線は高速で安定したインターネット環境を求める人、通信制限を気にせず使いたい人、セット割でスマホをお得に利用したい人に特におすすめです。逆に光回線をおすすめできないのは、これらに当てはまらない人です。たとえば通信速度を求めないがギガだけ足りないといった場合、まずはスマホのプラン変更を検討されるといいでしょう。

光回線選びのポイント

スマホの契約手段として、大手キャリアだけでなくサブブランドや格安SIMといった選択肢が増えてきました。そのため光回線選びでも大手キャリアのセット割に縛られることなく、単体で安い光回線を選ぶことが重要です。他にも総額コストや提供オプションをもとに比較検討しましょう。こちらでは、光回線選びで押さえておくべきポイントを解説します。

月額料金は総額で考える

月額基本料金だけでなく、Wi-Fiルーターレンタルやv6プラスといったオプション料も別途必要です。そのため、実際に毎月支払う料金の総額で見ることが重要です。
月額料金が同じでも2年目からレンタル料やオプション料が発生するところもあります。解約違約金はいくらか?など初年度だけでなく追加費用も考慮して、総合的にコストパフォーマンスのよいサービスを選びましょう。

キャッシュバックなどのキャンペーン

光回線の事業者では、キャッシュバックや他社解約違約金負担などの独自キャンペーンを実施しています。これらを活用することで、初期費用や月額料金を大幅に抑えることができます。
特にコラボ光においては、各社同じフレッツ光回線を利用しているため、最大通信速度では差がありません。キャンペーンスペックが重要な差別化ポイントです。

家族が多ければセット割も検討

家族みんなでドコモやau、ソフトバンクなどの大手キャリアを利用している場合、セット割も検討しましょう。家族が多いほど割引額が増えるためです。たとえばドコモの場合、ドコモ光セット割で1回線あたり毎月最大1,100円割引されます。5人家族だと毎月最大5,500円割引されるため、光回線の月額料金と同等もしくはそれ以上に安くなります。

サポート体制

光回線のトラブルはスマホのようにショップに持ち込んで解決、とはいきません。そのため、問い合わせ窓口についても事前に確認しましょう。連絡手段は、電話なのかWebなのか?受付時間や休日の対応は?など、サポート体制も重要なポイントです。

光回線の開通までの流れ

GMOとくとくBB光における実際の申込み〜開通の流れをご紹介します。
申込みから工事完了・開通までの期間は早くて2〜3週間です。ただし、引っ越しの繁忙期や利用エリアや設備状況等によっては1〜2ヶ月以上かかる可能性もあります。

新規で申込む場合

1.WEB/電話で申込み

申込み手続きのなかで工事希望日を入力します。時間帯は午前(9時〜12時)と午後(13〜17時)から選べます。また土日祝日に訪問工事を希望される場合、3,300円(税込)の追加工事費が発生します。

2.工事日確定

申込みから2〜3日以内にメールで工事日確定の連絡が届きます。工事日当日または前日のキャンセルはできないため、急遽変更が必要になった場合はお客様サポートセンターにお問い合わせください。

3.Wi-Fiルーター到着

Wi-Fiルーターは開通工事予定日の1週間前~開通工事予定日前日の間に設置先の住所に発送されます。引っ越し前など設置先住所にまだいない場合はご注意ください。配送について不明点があればお問い合わせください。

4.開通工事

宅内工事が必要…工事担当者が設置先の住所に訪問。
NTT側の工事のみ…訪問はなく、立会い不要。
内容にもよりますが、工事は1〜2時間で完了します。

5.Wi-Fiルーターの設置

工事が終わったら、Wi-Fiルーターを接続して30分待てば設定完了です。Wi-Fiルーターの本体などに記載されたSSIDとパスワードをパソコンやスマートフォンに登録しましょう。

他社から乗り換える場合

基本的な流れは新規と同じです。光回線の設備が変わらない場合、利用開始までの期間が大幅に短縮され、開通工事も訪問不要になる可能性が高いです。

新規との大きな違いとして、事前に現在の事業者への問い合わせが必要です。

●フレッツ光を利用中の方:転用承諾番号が必要
転用承諾番号の取得方法はこちら

●他社コラボ光を利用中の方:事業者変更番号が必要
事業者変更承諾番号の取得方法はこちら

また他社から乗り換えでも、転用や事業者変更ではなく解約〜新規申込みとなる場合があります。
例)フレッツ 光クロスからコラボ光といった10Gbpsサービス間の変更

まとめ

光回線は最大10Gbpsの非常に高速で安定したネット回線です。通信制限がないことも嬉しいポイントです。一方、事前に回線工事が必要である、エリアや物件設備により提供内容が異なるという点も理解しておきましょう。光回線サービスは多くの事業者から提供されています。スマホのセット割や月額料金、キャンペーン内容を比べてご自身にあったサービスを選びましょう。

「GMOとくとくBB光」の提供エリアはフレッツ光と同じ全都道府県です。快適な通信を可能にするv6プラスが標準提供され、Wi-Fiルーターも無料でレンタルできます。
リモートワークやオンラインゲーム、動画視聴など快適に利用されたい方はぜひご検討ください。
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▼スマホとのセット割を希望される場合、下記より各キャリアの光回線サービスをキャンペーン価格にて申し込みできます

スマホがドコモの方
スマホがauの方
スマホがソフトバンクの方

公開日時点の情報のため、お申込みの際は実際のお申込みページの情報をご確認ください。

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記事監修

野口 圭一

GMOインターネットグループ株式会社
とくとくBB事業部所属

プロバイダーサービスの「GMOとくとくBB」事業責任者/ネット回線の専門家