ドコモ銀行(ドコモSMTB)とは?口座開設・金利・dポイントを解説【2026年10月更新】

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「ドコモ銀行とd NEOBANKは何が違うの?」「口座を作ると、dポイントはどれくらい貯まる?」

住信SBIネット銀行は、2026年8月3日に「株式会社ドコモSMTBネット銀行」へ商号を変更しました。個人向けサービスも「ドコモの銀行」へ刷新され、8月20日にはdアカウント連携、9月1日には対象のdカード決済などでポイント還元率が上がる特典が始まっています。

ただし、口座を開くだけで、すべての支払いが最大還元率になるわけではありません。カードの種類や支払い方法、口座との連携状況によって、受けられる特典は異なります。

この記事では、通称「ドコモ銀行」の基本情報から、口座開設、金利・手数料、dポイント・d払い・dカードとの連携まで解説します。

本記事は2026年10月に確認した情報をもとにしています。金利・手数料・特典の内容は変更される場合があるため、申込時には各公式サイトの最新条件を確認してください。

目次 開く 閉じる
  1. ドコモ銀行とは?
  2. いつから始まった?サービス開始までの流れ
  3. d NEOBANK・住信SBIネット銀行との違いは?
  4. 口座開設はどうすればいい?
  5. 金利・ATM・振込手数料は?
  6. dポイント・d払い・dカードとどう連携する?
  7. ドコモ銀行はこんな人におすすめ
  8. よくある質問
  9. まとめ|銀行・決済の連携と、通信費の見直しは分けて考えよう

ドコモ銀行とは?

「ドコモ銀行」は、個人向けサービスブランド「ドコモの銀行」を指して使われる呼び方です。銀行の正式名称は「株式会社ドコモSMTBネット銀行」で、旧・住信SBIネット銀行にあたります。

項目 内容
銀行の正式名称 株式会社ドコモSMTBネット銀行
旧商号 住信SBIネット銀行株式会社
個人向けサービスブランド ドコモの銀行
商号変更日 2026年8月3日
主なサービス 預金、振込、ATM入出金、デビットカード、住宅ローンなど
ドコモ回線の契約 必須ではない
dアカウント連携 任意。dポイントなどの連携特典を利用する際に必要

まったく新しい銀行がゼロから設立されたのではなく、住信SBIネット銀行が商号とサービスブランドを変更したものです。

また、銀行口座の開設・利用と、dアカウント連携は別の手続きです。dアカウントを持っていなくても口座開設は可能で、開設後に連携することもできます。

出典:ドコモSMTBネット銀行「会社概要」、「dアカウント連携について」

いつから始まった?サービス開始までの流れ

2026年10月現在、商号変更やdアカウント連携はすでに実施されています。銀行の名称変更、口座連携、決済特典の開始日を整理すると次のとおりです。

時期 内容
2025年10月1日 住信SBIネット銀行がドコモの連結子会社となり、「d NEOBANK」を展開
2026年7月7日 住信SBIネット銀行の口座からd払い残高へのチャージに対応
2026年8月3日 「ドコモSMTBネット銀行」へ商号変更。個人向けサービスを「ドコモの銀行」へ刷新
2026年8月20日 銀行口座とdアカウントの連携機能を提供開始
2026年8月21日 対象のドコモショップで口座開設・設定などのサポートを開始
2026年9月1日 対象のdカード決済・d払いなどで「ドコモの銀行引落特典」を開始

重要なのは、銀行の名称変更、dアカウント連携、決済の還元特典は、それぞれ開始日が異なるという点です。

とくに、dアカウントを連携しただけで、すべての決済特典が自動適用されるわけではありません。各特典の条件も確認しましょう。

出典:ドコモFG「サービスブランド刷新とdポイント特典の開始」、d払い「ドコモの銀行引落特典の開始」

d NEOBANK・住信SBIネット銀行との違いは?

住信SBIネット銀行は銀行の旧商号、d NEOBANKは同銀行で展開されていたドコモ関連のブランド、「ドコモの銀行」は刷新後の個人向けサービスブランドです。

名称 正体・位置づけ
住信SBIネット銀行 2026年8月2日までの銀行の商号
d NEOBANK 旧・住信SBIネット銀行が展開していたドコモ関連のブランド
ドコモSMTBネット銀行 2026年8月3日以降の銀行の正式名称
ドコモの銀行 刷新後の個人向けサービスブランド

このため、これらをすべて「別々の銀行」と考える必要はありません。

ただし、同じ銀行が提供するサービスでも、提携先のブランドや支店によって利用条件・特典が異なる場合があります。BaaS提携サービスや法人向けサービスは、今回のdアカウント連携・特典の対象外と案内されています。

既存口座を作り直す必要はない

商号変更に伴って、既存の口座を開設し直す必要はありません。金融機関コード・支店番号・口座番号も維持されます。

ただし、他行から振り込む際は、新銀行名「ドコモSMTBネット銀行」を指定してください。旧銀行名での振込受付は2026年10月30日までと案内されています。同日以前でも、振込元の金融機関の手続き・システムによっては旧銀行名で受け付けられない場合があります。給与・年金の振込を旧銀行名から新銀行名に読み替えて入金する対応も同日までのため、勤務先や関係機関への変更手続きの要否を確認しましょう。なお、公共料金やクレジットカードなどの口座振替による自動引落しは、商号変更に伴う手続きは不要と案内されています。

一方、アプリの更新が必要になる場合はあります。自動更新の設定などは利用端末によって異なるため、「何もしなくても必ず最新版になる」とは限りません。

また、銀行口座をそのまま使えることと、dポイントの連携特典を受けられることは別です。特典を利用したい場合は、対象口座かどうかを確認し、dアカウント連携などの設定を行いましょう。

出典:ドコモSMTBネット銀行「社名変更について」

dスマートバンクとは別のサービス

三菱UFJ銀行とドコモが提供していた「dスマートバンク」は、ドコモの銀行とは別のサービスです。dスマートバンクは、2026年1月29日午前7時に提供を終了しました。

なお、サービス終了によって三菱UFJ銀行の口座が自動的に解約されたわけではありません。銀行口座は引き続き利用できます。

出典:NTTドコモ「デジタル口座サービス『dスマートバンク』の提供を終了」

口座開設はどうすればいい?

すでに口座を持っている人と、これから申し込む人では、必要な対応が異なります。

すでに住信SBIネット銀行・d NEOBANKの口座がある人

商号変更だけを理由に、新しい口座を作る必要はありません。

まずは公式アプリを最新版に更新し、現在の口座情報や利用できるサービスを確認しましょう。dポイントの連携特典を利用する場合は、アプリなどからdアカウント連携の手続きを行います。

提携ブランドの口座を利用している場合は、通常の個人口座と同じ特典が適用されるとは限らないため、対象支店・対象サービスの確認が必要です。

これから新しく口座を開く人

銀行の公式案内に沿って、対象者条件と本人確認書類を確認してから申込みます。

確認項目 主な条件・注意点
年齢 通常の本人による口座開設は15歳以上。15歳未満は、口座を持つ親権者のアプリから子ども名義で申し込む別の方法あり
居住条件 非居住者や入国6ヶ月未満の人は申込み不可などの条件あり
名義・口座数 個人の屋号等を使用した名義では申込み不可。原則1人1口座(一部BaaS提携支店を除く)
証券口座との同時申込み マネックス証券との同時申込みは18歳以上、日本国籍、居住地国が日本のみ等の条件あり。SBI証券との同時申込みも18歳以上
主な本人確認書類 オンラインの公的個人認証・ICチップ読取では、マイナンバーカード、運転免許証、在留カード/特別永住者証明書のいずれか。国籍・書類の発行日等により制限あり

2026年6月14日以降に発行された在留カード・特別永住者証明書は、銀行が案内する制限により口座開設時の本人確認書類として利用できません。外国籍の人や子ども名義の口座などは、手続き方法と必要書類を個別に確認してください。

基本的な流れは次のとおりです。

1. 銀行公式の口座開設案内を確認し、公式アプリをインストールする
2. メールアドレス・電話番号の確認と、お客さま情報の入力を行う
3. 案内に沿って本人確認書類のICチップ読取などの本人確認を行う
4. 口座開設後、認証機能などの初期設定を行う
5. dポイントなどの連携特典を利用する場合は、dアカウントを連携する

本人確認方法や審査によって利用開始までの時間は異なります。給与受取口座や引落口座に設定したい場合は、余裕を持って手続きしましょう。口座開設とdアカウント連携は別の手続きです。

出典:ドコモSMTBネット銀行「アプリで口座開設」

ドコモショップのサポートは対象店舗に限られる

2026年8月21日から、対象のドコモショップで「ドコモの銀行」の案内や口座開設・設定などのサポートが始まりました。

開始時点の対象は196店舗で、銀行代理業の許可や金融サービス仲介業の登録を受けた代理店が運営する店舗などが対象です。全国すべてのドコモショップで、同じサポートを受けられるわけではありません。

このドコモショップでの口座開設・設定サポートには、住宅ローンなどの個別金融商品の案内は含まれません。住宅ローンを相談したい場合は、銀行公式サイトの専用窓口・取扱店舗・ローンプラザなどを別途確認してください。

出典:ドコモFG「ドコモショップで口座開設・設定等のサポートを開始」、ドコモSMTBネット銀行「住宅ローン店舗のご案内」

金利・ATM・振込手数料は?

構成図:金利・ATM・手数料はどう変わる

銀行を選ぶ際は、ポイント特典だけでなく、預金金利や普段の入出金・振込にかかる費用も確認しておきましょう。

預金金利

銀行が2026年9月18日に公表した、2026年10月1日付の金利改定は次のとおりです。いずれも個人向けの年率・税引前です。日々の適用金利は公式の金利一覧で確認してください。

預金の種類 2026年10月1日改定前 同日改定後 注意点
円普通預金 年0.40% 年0.50% 変動金利。決済用普通預金は別条件
SBIハイブリッド預金 年0.41% 年0.51% 変動金利。SBI証券との連携・利用申込みが必要

SBIハイブリッド預金は、SBI証券との資金移動を自動化する円預金です。銀行口座を開くだけで自動的に利用できるものではなく、マネックス証券のスイープ設定とも別のサービスです。ATMや通常の振込に使う場合は、原則として代表口座の円普通預金へ資金を移してから手続きします。

個人が受け取る利息には、原則として20.315%の税金がかかります。税引前年率と、実際に受け取る利息は異なります。

円定期預金は、原則として預入時の金利が満期まで適用され、満期後に自動継続する場合はその時点の金利が適用されます。1ヶ月ものを含む適用金利は、円定期預金の公式金利一覧で預入時に確認してください。本記事では円定期預金の金利を固定値で掲載していません。

出典:ドコモSMTBネット銀行「円預金金利および短期プライムレートの改定について」、「円普通預金の金利一覧」、「SBIハイブリッド預金」、「円定期預金の金利一覧」

他行あて振込の無料回数

対象の個人口座では、スマートプログラムのランクに応じて、通常の他行あて振込の無料回数が設定されています。

スマプロランク 他行あて振込の無料回数
ベーシック 月1回
シルバー 月5回
ゴールド 月10回
VIP 月15回
プラチナVIP 月20回

無料回数を超えた場合の他行あて振込手数料は、1件77円(税込)です。

ドコモSMTBネット銀行と三井住友信託銀行の口座あては、回数にかかわらず無料です。スマプロランクは判定対象月の利用状況で決まり、原則として翌々月に適用されます。アプリのトップ画面から現在・翌月のランクを確認できます。新規口座開設者はシルバーから始まり、口座開設日から4ヶ月間はランクが下がらない案内となっています。

上記は通常の他行あて振込の条件です。ことら送金など、別の条件で利用できる送金サービスとは区別して確認してください。また、提携ブランドの口座などでは条件が異なる場合があります。

出典:ドコモSMTBネット銀行「スマートプログラム」、「振込・振替・支払」

ATM手数料はアプリとカードで異なる

以下は、スマートプログラム対象支店の個人口座を使う場合の主な入出金条件です。BaaS提携口座・法人口座では条件が異なります。

利用方法 ATM 入金・出金の手数料(税込)
アプリでATM セブン銀行・ローソン銀行 回数にかかわらず無料
キャッシュカード セブン銀行・ローソン銀行・イーネット・イオン銀行 ランクに応じた無料回数まで無料。超過後は1回165円
キャッシュカード ゆうちょ銀行 ランクに応じた無料回数まで無料。超過後は1回330円

キャッシュカードでのATM無料回数は次のとおりです。入金・出金の利用方法と、自分のランクを確認しましょう。

スマプロランク キャッシュカードでのATM無料回数
ベーシック 月2回
シルバー 月5回
ゴールド 月10回
VIP 月15回
プラチナVIP 月20回

「アプリでATM」の利用は、キャッシュカードの無料回数を消費しません。利用には公式アプリとスマート認証NEOの登録が必要です。対応するのはセブン銀行・ローソン銀行ATMで、すべてのコンビニATMで使えるわけではありません。

ベーシックでは他行あて振込が月1回、カードATMが月2回と無料回数が異なります。振込とATMを混同せず、ATM手数料の公式案内で対象支店・利用方法を確認してください。

出典:ドコモSMTBネット銀行「ATM手数料」、「アプリでATM」、「スマートプログラム」

dポイント・d払い・dカードとどう連携する?

ドコモの銀行の特徴は、銀行取引とドコモのポイント・決済サービスを連携できることです。

ただし、「銀行取引でポイントを貯める」「d払いにチャージする」「dカード決済の還元率を上げる」は、それぞれ異なる仕組みです。

dアカウント連携で銀行取引の特典をdポイントに

2026年8月20日から、対象の銀行口座とdアカウントを連携できるようになりました。スマートプログラムの対象支店で、所定の取引条件を満たすと、次のポイントがたまります。

対象取引 付与ポイント 主な判定条件・注意点
給与・年金受取 月100ポイント 入出金明細に「給与」「賞与」「年金」等として記載される対象取引。給与と年金の両方を利用しても合計100ポイント
口座振替 対象の引落し1件につき3ポイント 対象の口座振替による実際の引落しが必要。銀行が指定する対象外サービスあり

dアカウントを連携している場合、これらのランク特典でたまるのはdポイント(期間・用途限定)です。通常のdポイントや、カード会社の別の上乗せ特典と混同せず、付与後にポイント履歴と有効期限を確認しましょう。

勤務先等からの入金でも、明細で「振込」扱いの場合は給与受取の対象になりません。年金は当月または前月の入金実績で判定されます。口座振替も、スマホ決済サービス事業者、純金積立、公営競技、Pay-easyの口座振替登録など、銀行が指定する対象外取引があります。

連携前に保有しているポイントの扱いは、支店や現在のポイントの種類で異なります。フルーツ名の支店でスマプロポイントを保有している場合、連携するとdポイントへ交換され、交換後にスマプロポイントへ戻すことはできません。スイーツ名の支店などで「dポイント(未連携)」を保有している場合も、連携によって利用可能になります。交換には数日かかる場合があります。

dアカウント連携は任意で、連携しなくても銀行サービス自体は利用できます。ただし、対象口座・名義等の一致条件や、特典の適用条件は別途確認してください。

出典:ドコモSMTBネット銀行「dアカウント連携について」、「スマートプログラム」、「ポイントについて」、「スマートプログラムに関するご注意事項」

銀行口座からd払い残高へ無料でチャージ

2026年7月7日から、旧・住信SBIネット銀行の口座からd払い残高へのチャージに対応しています。チャージ手数料は無料です。

利用には、d払い側での本人確認や、本人名義の銀行口座の登録などが必要です。また、チャージ金額の上限や、金融機関のメンテナンス時間などの制約があります。

ここで注意したいのは、残高へのチャージと、dカードを支払い方法に設定したd払い決済は別という点です。銀行からチャージした残高で支払えば、後述するdカード関連の上乗せ特典がすべて適用されるわけではありません。

出典:d払い「住信SBIネット銀行からd払い残高へのチャージが可能に」、「d払い残高へチャージ・入金」

dカードの引落特典はカードの種類で異なる

2026年9月1日から始まった「ドコモの銀行引落特典」は、対象口座・dアカウント・dカードの設定と実際の引落し等の条件を満たすと、対象の街でのスマホ決済の還元率が上がる特典です。

カードの種類 特典利用初年度の上乗せ率 通常還元1.0%と合わせた還元率
dカード +0.25% 1.25%
dカード GOLD/GOLD U +1.0% 2.0%
dカード PLATINUM +2.0% 最大3.0%

上乗せ分の月間進呈上限は3,000ポイントです。表は所定条件を満たす対象決済で通常還元1.0%を受ける場合の整理であり、すべての支払いへ一律に適用されるものではありません。一般のdカードでは2027年1月以降、通常決済の基本還元に改定予定があるため、将来の合計還元率は別途確認してください。

いつから適用される?口座設定と引落しの条件

当月の対象決済について、主に次の条件を満たす必要があります。

1. dカードの支払い口座を、銀行の対象支店の口座に設定している
2. その銀行口座とdアカウントを連携している
3. 同じdアカウントにdカードのご利用携帯電話番号を登録している
4. 当月のdカード利用料金が、その口座から予定どおり引き落とされている

対象支店は、公式案内にあるフルーツ・スイーツ・海の生き物の名前の支店です。法人口座・BaaS提携は対象外です。また、クレジットカード番号が「4363」「5344」「5365」で始まる新しいdカードが対象で、それ以外は切替えが必要です。

dカードサイトから毎月20日頃までに引落口座を設定し、翌月に実際の引落しが行われると、翌月の対象のお買物から還元率アップの対象になります。郵送での変更は口座設定まで1〜2ヶ月程度かかる場合があります。月の途中で連携等の条件を満たした場合は、達成日からの決済が対象です。設定だけでなく引落実績も必要で、特典付与まで連携等を維持する条件があります。

初年度はカード自体の入会年ではなく、本特典の初回の引落月から12ヶ月間を基本として判定します。公式の例では、2026年9月が初回還元対象月なら2027年9月の決済から2年目以降です。

2年目以降は判定期間のショッピング利用額で変わる

PLATINUM・GOLD・GOLD Uの上乗せ率は、ポイントの計算対象となる前々月16日〜前月15日のショッピング利用額で次のように変わります。カード請求総額や、銀行残高の条件ではありません。

判定期間の対象ショッピング利用額 PLATINUMの上乗せ率 GOLD/GOLD Uの上乗せ率
50万円以上 +2.0% +1.0%
20万円以上50万円未満 +0.75% +0.5%
10万円以上20万円未満 +0.25% +0.25%
10万円未満 上乗せなし 上乗せなし

一般のdカードは、特典利用初年度が+0.25%です。2年目以降は、所定の判定期間の対象ショッピング利用額が10万円以上なら+0.25%、10万円未満なら上乗せなしとなります。GOLD・GOLD U・PLATINUMと異なり、10万円以上の範囲で上乗せ率が段階的に上がる仕組みではありません。券種ごとの適用率と対象外利用は、公式の還元率表で確認してください。

決済ごとにポイントを計算して端数を切り捨て、100円未満の決済は特典進呈の対象外となります。最大還元率を維持するためだけに不要な買物を増やさず、実際の利用額に応じて判断しましょう。

出典:dカード「ドコモの銀行引落特典・マネックス証券特典」、d払い「ドコモの銀行引落特典の開始」、dカード「進呈率・年会費改定のお知らせ」

対象になる決済・ならない決済

銀行引落特典と、次に説明するマネックス証券特典には、対象となる決済方法の条件があります。

決済方法 上乗せ特典の対象か 注意点
街のお店でのd払いコード決済 対象 支払い方法をdカードに設定していること
街のお店でのd払いタッチ 対象 同じくdカードからの支払い設定等の条件が必要
街のお店でdカードを使うApple Pay・Google Pay・おサイフケータイiD 対象 通常ポイント対象となるスマホタッチ決済であること
銀行口座からチャージしたd払い残高での支払い この上乗せ特典の対象外 dカード支払い設定の決済とは別
dカード現物のタッチ・IC・磁気決済 この上乗せ特典の対象外 スマホタッチ決済ではない
ネットのお店での決済 この上乗せ特典の対象外 街での対象スマホ決済が対象

また、携帯電話料金、年会費、各種手数料、電子マネー等へのチャージ、ETCなど、通常ポイント対象やスマホタッチ決済の条件を満たさない支払いは対象外です。d払いでも、ポイント・クーポン利用分、モバイルSuicaチャージ、請求書払いなどは特典対象外となります。

ここでの対象・対象外は、銀行引落特典・マネックス証券特典の上乗せ分についての説明です。通常のd払い・dカードのポイントが付くかどうかとは分けて確認してください。

出典:dカード「ドコモの銀行引落特典・マネックス証券特典:還元率UP対象決済」

マネックス証券特典の最大1.5%に必要な条件

マネックス証券特典は、銀行引落特典とは別に条件があり、最大1.5%が上乗せされます。対象になる当月決済に対し、主に次の条件を確認します。

条件 判定時点・対象
マネックス証券の証券総合取引口座とdアカウントを連携 前月末時点
同じdアカウントにdカードのご利用携帯電話番号を登録 前月末時点
証券口座と銀行の対象支店口座で自動入金(スイープ)を設定 前月末時点
dカード積立とd払い残高積立の合計約定金額が月3万円以上 前月中の約定実績

上の最初の3条件を満たす場合は+0.1%、4条件すべてを満たす場合は合計+1.5%です。+0.1%に加えてさらに+1.5%になるという意味ではありません。積立設定額ではなく約定金額で判定され、買付日が休日等で翌月にずれると、当月の達成条件に含まれない場合があります。家族カードの決済分は対象外です。

銀行引落特典等も満たし、通常還元1.0%を受ける対象決済であれば、PLATINUMの特典利用初年度は合計最大4.5%となります。ただし、上乗せ分の上限はそれぞれ異なります。

特典 上乗せ分の月間進呈上限
ドコモの銀行引落特典 3,000ポイント
マネックス証券特典 500ポイント

上乗せ特典のdポイントは期間・用途限定で、有効期限は進呈日を1日目として94日間です。原則として、加盟店から売上確定データが到着した月の翌月中旬頃に進呈されます。システム処理や売上情報の到着により遅延・対象外となる場合もあります。

投資信託の積立には価格変動による元本割れのリスクや商品ごとの費用があります。ポイントの上乗せだけを目的に、必要性を検討せず積立を始めることは避けましょう。カード年会費・特典上限・ポイントの有効期限も含めて判断してください。

出典:dカード「ドコモの銀行引落特典・マネックス証券特典」

預金残高などの条件でdカード年会費相当を還元するプログラムも

銀行が提供する「dカード年会費還元プログラム」では、dカード GOLD・PLATINUMの保有、dアカウント連携、所定の預金残高、エントリーなどの条件を満たすと、年会費の半額または全額相当のdポイント(期間・用途限定)が進呈されます。dカード GOLD Uは対象外です。

対象預金の月末合計残高を3ヶ月連続で達成 dカード GOLD dカード PLATINUM
500万円以上 5,500ポイント(年会費半額相当) 14,850ポイント(年会費半額相当)
1,000万円以上 11,000ポイント(年会費全額相当) 29,700ポイント(年会費全額相当)

対象預金は、円普通預金(目的別口座を含む)とSBIハイブリッド預金の合計です。エントリー月の前月・前々月・前々々月の各月末残高で判定されるため、エントリー時点の残高だけでは達成できません。2026年9月からエントリーが始まっており、特典は原則としてエントリー月の翌々月末に進呈されます。エントリー情報は毎月リセットされるため、条件未達成で対象外となった場合は、改めてエントリーが必要です。

特典は1人1回限りで、毎年の年会費が無料になる制度ではありません。 半額相当の特典を受けた後に残高が1,000万円以上になっても、差額は還元されません。また、所定期間のdアカウント連携・dカードのご利用携帯電話番号登録の継続、引落しの遅延がないこと、新規加入者等では年会費の支払い完了などの条件があります。年会費そのものの免除や現金での返金とは区別し、公式の最新条件を確認してください。

出典:ドコモSMTBネット銀行「dカード年会費還元プログラム」

ドコモ銀行はこんな人におすすめ

ドコモの銀行は、次のような人が検討しやすいサービスです。

  • dポイントを日常的に使う人

対象の銀行取引による特典をdポイントで受け取れるため、ポイントの管理・利用をまとめやすくなります。

  • d払い残高へ銀行口座からチャージしたい人

対応口座を登録すれば、手数料無料でチャージできます。

  • dカードを利用し、対象のスマホ決済をよく使う人

口座連携・引落設定などの条件を満たすことで、対象決済の還元率アップを狙えます。

  • 給与受取や口座振替など、生活費の管理をまとめたい人

普段の取引がポイント特典の対象になるか確認すると、銀行の使い方を整理しやすくなります。

  • 預金金利や振込手数料も含めて銀行を比較したい人

ポイントだけでなく、自分のランクや取引回数に応じた費用まで確認すると、実際のメリットを判断できます。

一方、特典対象の決済をほとんど使わない人や、期間・用途限定ポイントを使い切りにくい人は、最大還元率だけで選ばないことが大切です。

ドコモ回線の契約は必須ではないため、他社のスマホを使っている人でも検討できます。

よくある質問

Q. ドコモ銀行とd NEOBANKで、口座を作り直す必要はありますか?

A. 商号・ブランド変更を理由に、既存口座を作り直す必要はありません。ただし、dポイントの連携特典を利用する場合は、対象口座の確認やdアカウント連携などが必要です。

Q. ドコモの携帯を契約していなくても使えますか?

A. 利用できます。ドコモ回線の契約は必須ではありません。また、口座開設自体にdアカウント連携は必須ではありませんが、連携特典にはdアカウントが必要です。

Q. dスマートバンクと同じサービスですか?

A. 別のサービスです。三菱UFJ銀行と提携していたdスマートバンクは、2026年1月29日に終了しました。三菱UFJ銀行の口座は引き続き利用できます。

Q. dポイントはいつから貯められるようになりましたか?

A. 銀行口座とdアカウントの連携は2026年8月20日に始まりました。一方、対象のdカード決済などに適用される引落特典は、2026年9月1日からです。実際の適用・進呈時期は特典ごとに異なります。

Q. 口座を作れば、必ず3.0%還元になりますか?

A. なりません。最大3.0%は、dカード PLATINUMで所定の条件を満たし、対象の支払い方法を利用した場合の還元率です。一般のdカードやGOLDなどは上乗せ率が異なります。

Q. ドコモショップなら、どの店舗でも口座開設をサポートしてもらえますか?

A. いいえ。口座開設・設定などのサポートは対象店舗に限られます。来店前に対応店舗とサポート内容を確認してください。

まとめ|銀行・決済の連携と、通信費の見直しは分けて考えよう

ドコモの銀行は、旧・住信SBIネット銀行の銀行サービスを引き継ぎ、dアカウントやdポイント、d払い・dカードとの連携を強化したサービスです。

検討する際は、次の3点を確認しましょう。

  • 自分の口座・支店が連携特典の対象か
  • 利用中のカードと支払い方法で、どの還元率が適用されるか
  • 金利・手数料・カード年会費・ポイント上限を含めてメリットがあるか

また、ドコモのスマホを利用している人は、銀行や決済とは別に、通信費も見直せます。

「ドコモ光セット割」は対象のスマホ料金プランなどの条件を満たすと適用され、ドコモ MAX・ドコモ miniなどでは月額1,210円(税込)の割引になります。ただし、ahamoなど対象外のプランもあります。

ドコモの銀行を利用すること自体が、ドコモ光セット割の適用条件ではありません。 銀行の特典と通信の割引を、それぞれの条件で判断することが大切です。

自宅回線を検討する場合は、GMOとくとくBBのドコモ光も選択肢の一つです。キャンペーンの特典額だけでなく、月額料金、工事料、オプション、特典の受取手続きまで確認して比較しましょう。
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記事監修

野口 圭一

GMOインターネット株式会社
とくとくBB事業部所属

プロバイダーサービスの「GMOとくとくBB」事業責任者/ネット回線の専門家